この記事では、「オリジナルTシャツを作りたい!でも、デザインに自信がない。」といったあなたにおすすめの記事です。
デザインのコツを加工別で解説していきます。
コストの抑え方やTシャツ屋が言いたくない裏技までお伝えします。
オリジナルTシャツ制作をお考えの方はぜひ、最後までお読みください。

改めまして、大阪の堺市で小ロット専門オリジナルTシャツ&グッズ制作をしていますLUMPWORKS(ランプワークス)の片岡です。
デザインってとっつきにくいイメージがありますよね。
でも、オリジナルTシャツを作る時の一番の楽しみでもありますよね。
そんなデザインが楽しくスムーズに行えるコツを教えていきます。
抑えておきたいポイント
一番のコツは「シンプル」
デザインが不得意な人がやりがちな失敗が「詰め込みすぎ」です。
あれも入れて、これも入れてってすると最終ガチャガチャしすぎてカッコ悪いTシャツになっちゃう危険性があります。
デザインはなるだけシンプルに仕上げましょう。
デザインが得意な人が様々な要素を組み合わせて複雑なものを生み出すのと、素人が真似たものでは一目瞭然です。
「シンプル」こそカッコいいオリジナルTシャツのデザインをするコツです。

コストを抑える方法
オリジナルTシャツを作る時、できれば安く作りたいですよね。
デザインによっても価格が変わってきます。
価格が変わる大きなポイントは3つあります。
1つ目:プリントの個所数
プリントする場所が増えるほど価格は上がります。
だから、コストを抑えるならプリントする場所を最初に絞ってからデザインを考えましょう。
2つ目:プリントのサイズ
プリントのサイズが大きいほど価格が上がります。
予算に合わせて、プリントサイズを決めましょう。
3つ目:デザインの色数
これは加工方法にもよりますが。
シルクプリントやカッティング転写など色数により単価が変わるものもあります。
事前にどう言った加工なのか、フルカラープリントではないのかと言った点を調べておきましょう。
(LUMPWORKSの場合は基本フルカラープリントなので色数により価格は変動しません。※シルクプリントを除く)
一番大切なのは「楽しむこと」
正直デザインに正解なんてありません。
何より大切なのが、楽しむことです。
作る過程で悩みすぎたり、センスがないと嘆くんじゃなくて思いっきり楽しむことを心掛けましょう。
オリジナルTシャツって出来上がりを受け取った時も嬉しいですが、デザインを渡して出来上がるまでの期間もワクワクするんですよ。
そのワクワクを増長させるのは、デザインを楽しんで作ったかどうかに比例るす部分もあります。
では、これから加工別のデザインのコツをお伝えしていきます。
フルカラーデザイン
トナー転写の場合
トナー転写の特徴はフルカラープリントで、プリント面積が大きくなるとごわつくといった点です。
トナー転写の中でも数種類あるので一概には言えませんが、ベタ面積が多いデザインはおすすめしません。
写真などの四角いプリントはそれ専用の転写紙があるのでいいのですが、文字+大きな写真とかは苦手です。
カラーの多いロゴや、抜き表現、グラデーションなどが得意です。
LUMPWORKSはメッシュプリントという技術があるので、文字+大きな写真でも風合いと耐久性に優れたプリントも可能です。

ダイレクトインクジェットの場合
ダイレクトインクジェットはTシャツに直接インクをプリントしていく加工方法です。
こちらもフルカラープリントなので、色数に制限はありません。
特徴としては白淡色と黒濃色では仕上がりが変わってくるところです。
白淡色は生地に馴染む染のような仕上がりなので、デザイン制限はほとんどないと思ってください。
黒濃色は下に白インクをひくので、仕上がりはトナー転写と似た風合いになります。
つまり、面積が広いほどごわつき通気性が悪くなります。
また、ひび割れもしやすくなってしまいます。
白Tにインクジェットは自由にデザイン、黒Tにインクジェットは面積を抑えたデザインと覚えましょう。
昇華転写の場合
昇華転写は白淡色のポリエステル生地専用のプリント方法です。
昇華インクを熱で定着させるため、生地の風合いそのままで発色もキレイです。
ボディーが限定されますが、プリントの仕上がりはとてもいいです。
デザインの制限も転写紙以内なら自由にして大丈夫です。
単色~4色のデザイン
カッティング転写の場合
カッティング転写はシートをコンピューでカットしてTシャツに転写するプリント方法です。
シートの色が決まっています。
その中では割かし自由にデザインができます。
色数は少ない方がいいです。
シンプルなテキストTシャツや、ロゴTシャツなんかにおすすめです。
風合いもよく、耐久性も高いプリントです。
ただ、物理的にカットしていくので、細かいデザインは苦手としています。
シルクプリントの場合
シルクプリントは版を通してインクを直接プリントする方法です。
シルクプリントも色数が多いほど割高となります。
単色、数色ならデザインの制限はあまりありません。
ただ、版代が発生するので目安として20枚以上の制作時におすすめできるプリント方法です。
ホントは言いたくないデザインの裏技
さて、ここまで読んで「デザインのコツ」って概念的なものばかりやないか、と思われてる方も多いと思います。
テクニック的な話は話せば長くなるので、ここではテクニック不要で入稿データを作成する裏技をお伝えします。
入稿データを格安で作る方法
結論から申し上げますと「ココナラ」を利用します。
ココナラはフリーや副業で活動されている方の「得意を売る」プラットフォームです。
手書きでデザインが描ける人
これまでに加工方法に合わせたデザインのコツは覚えましたね?
そうすると、そこに沿ったデザインの原案を手書きで書きます。
落書き程度のもので構いません。
それでココナラで「トレース」と調べます。
安い方でしたら1000円ほどで手書きのデータ化を出品されています。
オリジナルTシャツ屋で手書きのデータ化が5000~10000円ほど発生することが多いです。
(LUMPWORKSは手書きからのデータ化を無料で行っています)
ココナラで手書きをaiデータで納品してくれるサービスを検索して依頼することで5~10分の1にまでコストカットできます。
手書きでもデザインが浮かばない人
ココナラの検索で「デザイン」と打っても多数でてきてどれがいいかわかりません。
そんな時は「公開依頼」という機能を使います。
「XXXX円でこんなデザインしてほしいんだけど、だれかお願いできない?」って感じの機能です。
Tシャツで使うこと、aiデータもしくはpsdデータが必要だということ、デザインのイメージを依頼内容に入力して待つのみです。
オリジナルデザインはTシャツ屋で頼むと20,000円~と少数のTシャツ作る場合はかなり重たい金額です。
ココナラの公開依頼なら、数千円で作ってもらえることもあるので使わない手はありません。
もちろん「LUMPWORKSに頼みたいとい」う方は遠慮なくオリジナルデザインをご依頼ください。