
オリジナルTシャツを作りたい。1枚から、3枚だけ、でもどこで作れるのかな?
そんな疑問をお持ちの方はぜひこのページを読んでください。
どうも、大阪堺で小ロット専門のオリジナルTシャツ&グッズ制作をしていますLUMPWORKS(ランプワークス)の片岡です。
小ロットで作る時のチェックポイント
はじめに、小ロットでオリジナルTシャツをプリントする際のチェックポイントをお話していきます。
大切な5つに絞って説明していきますね。
1枚からオリジナルTシャツが作れるのかチェック
最も重要なのが、1枚から制作を行っているかどうかです。
「当たり前だ」なんて声が飛んできそうですが、1枚や数枚の極小ロットと言われるものを受注しないところもあります。
最低30枚~なんて謳っているところに、1枚で作りたいと言ってもしょうがありませんよね。
LUMPWORKは小ロット専門なので、全てのボディーで1枚から制作が可能です。
少ない枚数の時の価格をチェック
続いて、1枚の際の価格のチェックです。
HPや広告で「オリジナルTシャツが1枚700円!!」なんて書かれているものありますよね?
あれは言うまでもなく、小さな文字で「100枚注文時」など書かれています。
つまり、大大と掲げている価格は概ね1枚の価格ではないと思って下さい。
1枚から制作できるところでも、10枚以下は要見積などとしている店も少なくありません。
極小ロットは多くのプリントショップであまり好まれない注文なのです。
だから、そのようにして1枚から制作できると言いつつもなるべく受注に繋がらないようにされている所も多くあります。
加工方法やデザインの自由度をチェック
上の2つをクリアしたら、続いてのチェックポイントです。
加工方法やデザインの自由度はどこまであるのか?といった点です。
まず加工方法からお話します。
Tシャツをプリントする際、様々な加工方法があります。
シルクプリント、カッティング転写、ダイレクトインクジェット、トナー転写など一般の方はそれほど気にしていない部分かもしれませんが、仕上がりの差が生じます。
軽く、説明していきます。
シルクプリント(シルクスクリーン)
Tシャツをプリントする際に最も多く使われている加工方法です。
シルクプリントは版を作り、そこにインクを流すプリント方法です。
メリットは耐久性が高く、発色もよいところです。
市販のTシャツの多くもこの手法で作られています。
デメリットは版代がかかるため小ロットでは割高になってしまう点です。
版代は大きさや店によっても変わりますが7000~12000円ほどかかります。
100枚作るなら70~120円が1枚辺りの負担になります。
それが1枚なら版代すべてが1枚に乗るので高くかかってしまいます。
カッティング転写
カッティング転写はシルクプリントと違い版が不要な加工方法です。
ラバーシートをカッティングロボットでデザインにカットして、不要な部分を取り除きTシャツに熱転写する加工方法です。
メリットは版代が不要なところと、エッジが綺麗に表現できることです。
こちらは版代がかからないので、小ロット向きです。
LUMPWORKでも単色の際はカッティング転写を使用することが多いです。
デメリットは色数が増えると割高になる、グラデーションなどフルカラーが表現できない。
カッティング転写は表現に限界があります。
細かい文字やイラスト、カラーのデザインはプリントできません。
また色数毎にプリント代がかかるので色が多いと割高になってしまいます。
ダイレクトインクジェット
Tシャツに直接プリントするダイレクトインクジェットは、紙にプリントするようにTシャツにデザインをプリントしていきます。
こちらは綿の素材にしか使用できない加工です。
メリットは版代が不要、フルカラーデザインが表現できるところです。
金や銀、メタリックなどの表現はできませんが、グラデーションや写真などの表現が可能です。
デメリットは綿にしか加工できない、耐久性が少し弱い、黒濃色は割高になるところです。
ダイレクトインクジェットはインクを直接Tシャツにに吹き付けています。
剥がれるという事はありませんが、色あせが他の加工方法より進行が早まる傾向にあります。
また、黒や濃色の生地には下地に白インクをひくので、仕上がりが固くなる上に、割高になってしまいます。
トナー転写
こちらはLUMPWORKでメインにしている加工方法です。
特殊なシートにトナープリンターで印刷し、糊付け工程を経てTシャツに熱転写する加工です。
メリットは版代が不要、フルカラーデザインが表現できる、素材を選ばないところです。
版代が不要でフルカラーデザインが表現できるのはダイレクトインクジェットと同じですね。
しかし、ダイレクトインクジェットは綿のTシャツにしか使えません。
トナー転写では、綿はもちろんポリエステル素材やナイロンにもプリントができます。
また黒濃色になっても価格が変わらないのがいい点です。
デメリットは仕上がりが少し固め、蛍光やメタリック表現ができない。
仕上りはシート転写なので少し固めになります。
黒濃色のダイレクトインクジェットやカッティング転写と似た仕上がりになります。
また、蛍光や金銀メタリックなど特色プリントができません。
まだまだ加工方法はありますが、代表的な4つをお伝えしました。
こういった加工をどれだけ扱っているかがチェックポイントになります。
デザインの自由度についてお話します。
続いてデザインの自由度です。
こちらは前述した加工方法のどれを使用するかによって変わります。
少数で金銀ならカッティング転写、写真プリントならダイレクトインクジェットかトナー転写となります。
LUMPWORKではクライアントのデザインに合わせた最適な加工法でプリントを行います。
小ロットは主にカッティング転写もしくは、トナー転写で価格は同じに設定しています。
また、デザインの自由度でもう一つは、プリント可能個所です。
ある店では小ロットで作れるのは前プリントのみや、前と後ろだけなどと制限があるところもあります。
「袖にプリントしたいのに、できないのか!」
なんてことにならないように、事前にチェックしておきましょう。
納期や手数料についてチェック
加工方法とデザインをクリアしたら、納期や各種手数料を調べましょう。
納期について
納期は早い店では即日なんてところもあります。(たいていがボディー指定などの条件付きです)
平均で1~2週間程度ではないでしょうか。
早くほしい、急ぎで必要という際は注文の前に納期の確認をしておきましょう。
サイトで1週間後発送と書かれていても、受注状況により変動します。
特に急がない場合は参考程度にサイトで調べる程度で構いません。
各種手数料につてい
送料や小ロットチャージ、デザイン校正費など様々な手数料が発生する場合があります。
LUMPWORKを例にあげると、
送料は15,000円以上で無料、それ以下は1ケース900円、Tシャツ2枚までなら300円と設定しています。(2020/4/18現在)
1枚だけ作るという場合は300円で大丈夫です。
手数料は4枚以下の際は手配料(小ロットチャージ)として合計金額に500円加算されます。
1枚だと500円が1枚に乗る形です。
4枚になると1枚辺り125円になりますね。
LUMPWORKの場合は少数の際、仕入送料と同等額を小ロットチャージとさせていただいています。
ここが、5枚以下なら1000円や10枚以下は2000円などと言う店もあるので、注意しておきましょう。
後は、銀行振込手数料、代引手数料など決済に対する手数料です。
これに関してはほとんどの店でクライアント負担となっています。
デザイン入稿方法をチェック
デザイン入稿方法は重要なチェック項目です。
店によるとプロ用のソフトであるillustratorやPhotoshopのデータしか受付ない場合もあります。
また、画像入稿の時は修正手数料がかかる事があります。
これがかかるところは3000~5000円くらいの店が多いです。
また、手書きの入稿ができてもデータ化に料金は発生する場合もあります。
LUMPWORKは特殊加工や、オリジナルデザイン制作といった場合を除き無料で行っています。
デザイン入稿については、各店で大きな違いがあります。
プリント代は安いけど、完全データ(ai,psd)以外は手数料が発生する場合。
プリント代は割高でも、手書きや画像データが無料な場合。
色々あるので比較してみてください。
思った以上に費用がかかるからくり
「以前1枚で作ったとき、思ったより高くなったんです」
これはLUMPWORKSのクライアントの多くが話されます。
そのからくりをお話していきましょう。
デザイン費用がかかってくる
前述していますが、デザインに費用がかかる場合が多くあります。
「画像データでの入稿OK(でも、5000円かかるよ)」
こんな具合です。
これがもし50枚や100枚作るならまだしも、1枚や数枚の際は痛手ですよね。
デザイン加工の多くは数分で済む作業です。(稀に数時間かかる強敵もありますが)
そこで客単価をあげるための料金といった位置なものが多いです。
クライアント側からすると、illustratorすら見たことない人が多くいる世の中で、それいがは手数料かかるっていうのは殺生な話ですよね。
でも、現実そういった店は少なくありません。
デザイン校正費については事前にリサーチするか、問い合わせてみましょう。
シルクプリントしかできないプリント屋
前述したシルクプリントですが、こちらは版代がかかります。
ですので1枚や数枚をプリントしたい時には割高になります。
版代が10000円なら、5枚作っても1枚2500円かかります。
それに加えて、Tシャツ代とプリント代がかかります。
そりゃ高くなりますよね。
加工方法がシルクプリントしかない店では少数の注文は控えた方がいいです。
なにがなんでもシルクプリントにこだわるなら、コストはやむを得ないです。
送料やその他手数料が加算される
前章の4つめのチェックポイントと重複しますが、これが案外多いパターンです。
「Tシャツ+プリント代コミコミで2000円」と掲げて、決済の際に手数料として金額が上がっていることがあります。
LUMPWORKは4枚以下の際の500円と送料のみが表示価格に加算されます。
店によると、小ロットチャージが高かったり、デザイン校正費が加算されていたりします。
送料がなぞに高い店もあります。
その辺は注意してリサーチしていきましょう。
高品質なTシャツの見分け方
1枚から低コストでオリジナルTシャツが作れても低品質では話にならないですよね。
ここでは高品質なTシャツの見分け方をお伝えします。
生地の厚さ、オンスを確認
Tシャツをチェックする際、生地の厚さ(オンス)が最もわかりやす目安になります。
オンスはozと表記されることもあります。
一般的には3~4ozほどがライトオンスと言われます。
これはいわゆるぺらぺらのTシャツです。
イベントやノベルティなんかに使用されます。
5~7ozがヘビーウェイトと言われます。
基準ととして5oz以上なら丈夫なTシャツと思って大丈夫です。
LUMPWORKの一番人気のプレミアムコットンTシャは5.3オンスのヘビーウェイトです。
6oz以上はヘビーウェイトの中でも厚手になります。
好みにもよりますが、オンスが高い程よれにくいTシャツとなります。
一般的にオンスが高い程価格も高くなる傾向にあります。
LUMPWORKでは6オンスのTシャツも取り扱っております。
糸の種類を確認
綿素材の場合は使われている糸にも注目しましょう。
綿の糸は大きくリングスパンかオープンエンドの二種類があります。
オープンエンドはUSなどのTシャツでよく使われている、ザラっとしたラフな風合いです。
リングスパンは滑らかな肌触りで日本のTシャツによく使われています。
リングスパンでもカード糸・セミコーマ糸・コーマ糸と種類があります。
これはカード糸からコーマ糸にかけるほど不純物が取り除かれたものになります。
お米で言えばカード糸が五分づきでコーマ糸が白米のようなものです。
肌触りはコーマ糸の方がいいです。耐久性はカード糸の方があります。
一般的に使用されているものはカード糸です。
コーマ糸は上質なTシャツに使用されています。
使われている素材を確認
Tシャツでは主に綿もしくはポリエステルが使われています。
綿は吸水性がよく、肌に優しいです。
ポリエステルは速乾性があり、シワになりにくいです。
どちらも得意分野、不得意な分野があります。
用途によって選びましょう。
スポーツやイベントなど汗をかく場面ではポリエステル素材が活躍します。
普段使い、オシャレなTシャツを作りたい場合は綿の方がいいでしょう。
まとめ
無駄に高いお金を払ってオリジナルTシャツを作ることはありません。
小ロットなら小ロットが得意な店を選びましょう。
LUMPWORKはメーカー直仕入れ、自社工場プリントなので1枚からコストを抑えて制作可能です。
1枚で高品質なオリジナルTシャツを作るなら、ハンマーTシャツがおススメです!
ボディーも数多く取扱いがありますので、ご予算と求める品質に沿ったものをご提案可能です。
ホームページのアイテムページ以外のアイテムも豊富にございます。
UnitedAthle、Printstar、LIFE MAX、TRUSSなど国内大手ブランド商品は全て取扱い可能です。
アイテムリストにない商品がご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。
LUMPWORKS
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